ほうれい線（漢字表記: 豊麗線、法令線、豊齢線）とは、ヒトの鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本の線。しわでは無く、頬の境界線である。英語では"smile lines"、"laugh lines"などと言う。
医学関連分野（美容外科学も含む）の専門用語では鼻唇溝（びしんこう、（英: Nasolabial Fold）と呼ばれる。
主に加齢によって中年以降に目立ち始めることが多く、若年期までは目立たない人もいる。ほうれい線の深さは見た目の年齢を大きく左右する。
誘因としては以下のものが考えられている。(以下『よくわかる美容鍼灸』より抜粋)
加齢、乾燥、喫煙、ストレス、紫外線、バランスの偏った食事、ビタミンC不足、コラーゲン不足など。
ほうれい線のしわ、たるみの解剖学的原因として考えられていることは、口輪筋、上唇挙筋、大小頬骨筋の収縮、弱化、結合組織の老化により起こる。
口輪筋は年齢とともに萎縮が起きて、硬くなってくる。大小頬骨筋のあたりは引き上げる力が落ちてくる。結合組織は重力によって落ちる。これらによって、鼻唇溝にしわができるので、硬くなった口輪筋を緩め、弱化した大小頬骨筋を引き上げる治療が必要となる。
取穴：巨髎、地倉、顴髎
当院では、ほうれい線に対する治療を「美容鍼」や「小顔整体」で行っております。固くなった筋肉はほぐし、
弱くなった筋肉は引き上げる効果を高めるように施術いたします。
ご不明な点がございましたら、当院までお問合せください。
てごころ鍼灸整骨院 青井
参考文献
『よくわかる美容鍼灸』 上田隆勇著 三和書籍
